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April 05, 2006

asahi.com:硬貨流通量、初の減少 電子マネー普及が影響

asahi.com:硬貨流通量、初の減少 電子マネー普及が影響 - ビジネス
 国内に流通している硬貨が初めて前年比で減少した。日本銀行が4日発表したマネタリーベース(市中の現金量)統計によると、3月中の硬貨の平均残高は4兆4521億円で、前年同月を0.04%下回った。前年実績割れは公表を始めた71年以来初めて。電子マネーの普及で電車利用や買い物で小銭が使われなくなったためらしい。
 硬貨残高はここ数年も1〜2%増とわずかながら伸び続けていた。ところが、電子マネーを扱えるシステムが携帯電話に搭載され、それが定着した昨夏ごろから伸び率が落ちていた。
 硬貨残高は90年ごろまでは毎年1000億円ほど増え続けていたが、その後、クレジットカードでのショッピング利用が増えたためか、増加率が頭打ちになった。01年からは、本格的に始まった電子マネーサービスの影響もあったと見られる。
 電子マネーは、定期券や乗車券などとして使えるJR東日本の「スイカ」や、コンビニエンスストアなどでの買い物からスタートした「エディ」が代表的だ。エディは昨年の利用件数が前年の2倍以上に当たる1億件を突破。スイカも3月末時点で発行枚数が1570万枚に達するなど急成長している。

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