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May 22, 2006

移動端末からのネット利用がPCを逆転

Impress:移動端末からのネット利用がPCを逆転、総務省調査
 総務省は19日、2005年末時点における「通信利用動向調査」の結果を発表した。それによると、携帯電話などの移動端末からのインターネット利用者数が、PCからの利用者数を初めて上回ったという。
 同調査は、情報通信サービスの利用状況、および情報通信機器の保有状況をまとめたもの。全国6,400世帯、3,000企業および5,600事業所を対象とし、郵送により調査票を配布・回収。その結果、3,982世帯(12,879人)、1,406企業、2,821事業所から有効回答を集めた。
 過去1年間にインターネットを利用したことのある人は推計8,529万人に達し、前年末から581万人増(7.3%増)と、引き続き増加。これに伴い、人口普及率も、前回から4.5ポイント増の推計66.8%に上った。
 個人のインターネット利用端末については、携帯電話などの移動端末利用者が、前年末から1,098万人増加(18.8%増)して推計6,923万人に達し、PC利用者の推定6,601万人を初めて上回るなど、モバイル化の進展が見られた。インターネット利用者(推定8,529万人)の過半数にあたる推定4,862万人は、PCと移動端末を併用する一方、PCのみの利用者は1,585万人で、前回から521万人減少した。
 世代別のインターネット利用率では、60歳以上の世代と他の世代の利用率の差が目立つ。特に50代(約70%)と60代前半(約52%)では、20ポイント近い差があるなど、世代間のデジタルディバイドが顕著に見られた。

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